塚崎香取神社
関宿城主・久世広誉も縋った200年以上の伝統「塚崎の獅子舞」を受け継ぐ塚崎の鎮守社「塚崎香取神社」で書き置きの御朱印を頂きました。
2022.07.07参拝

「塚崎香取神社 参道」
塚崎香取神社は宮戸川沿いの土手に平行して建っています。
杉並木に囲まれた土の参道は趣があって、歴史が感じられました。

「塚崎香取神社」
茨城県猿島郡境町塚崎2876


「鳥居」
塚崎香取神社の鳥居は平成18年(2006年)に建立されたものだそうです。


「狛犬」
昭和15年(1940年)に建立されたもので、大きな狛犬の乗っている獅子岩には小さな狛犬もいました。


「拝殿」
平成30年(2018年)に改築されたばかりの真新しい木造の拝殿は、これから永い年月をかけて黒味が増して渋みが出てくるんでしょうね。

塚崎香取神社の創建は天正14年(1586年) と伝わっています。
天正14年には天正壬午の乱も収まり、相模の北条氏による関東支配が本格化していた頃ですので、国境を守る鎮守社としてご祭神を経津主神とする香取神社が建立されたのかも知れません。
元禄3年(1690年)現在鎮座している場所に遷座されたそうです。
塚崎香取神社には「塚崎の獅子舞」という舞が代々継承されていて、その歴史は200年以上とも言われています。
文化年間(1804年~1817年)に見舞われた大干ばつの際には、関宿藩久世家5代当主で関宿城主・久世大和守広誉に依頼されて雨乞いのために舞う「天水こぼし」を奉納し、大雨を降らせたとの伝承があります。
毎年4月15日、7月15日、11月15日に舞われ、悪疫退散、五穀豊穣などを祈願して奉納されるそうです。
昭和35年(1960年)3月、茨城県の無形文化財に指定されました。


書き置きで頂いた御朱印。
初穂料はお賽銭箱に入れて下さい。
直書きで拝受されたい方は、お賽銭箱の所に宮司さんの連絡先の記載があり、できる限り対応して頂けるそうです。


お盆に旦那の実家に帰省したんですが、納戸のかたずけをしてたら古い袴の袖口の中から出てきました。
旦那の祖父か曾祖父のものだと思いますが古い時代のお金のようです。
孫(曾孫)にお小遣いをあげようとしたのかも知れませんね(*^-^*)
2022.08.16 23:28 | comment(0)
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