本寺専修寺で御朱印を頂きました。
参拝日:2023.05.12
本寺専修寺は浄土真宗の宗祖・親鸞聖人が建立した唯一の寺といわれており、昭和42年(1967年)には境内が国の史跡に指定された由緒ある古刹です。
「高田山本寺専修寺」
栃木県真岡市高田1482
無料駐車場あり
「涅槃堂」
平成12年(2000年)に建立されました。
涅槃像(県指定重要文化財)が安置されています。
「涅槃像」
元禄15年(1702年)江戸湯島久兵衛によって木造金箔塗りで造られた3mの涅槃像は日本一ともいわれています。
昭和39年(1964年)に栃木県の重要文化財に指定されました。
「鼓楼」
弘化3年(1846年)に再建されたそうで、太鼓は名古屋来迎寺の門徒が天保13年(1842年)に寄進したものだそうです。
茅葺の「御成門」
「鐘楼堂」
嘉永2年(1849年)に再建され、見事な彫刻が施されています。
工匠は、伊勢四日市願誓寺住職・武内義道師だそうです。
梵鐘は三百年以上前に江戸の藤原重正によって造られたものを江戸の門徒が寄進したものだそうです。
「如来堂」
元禄14年(1701年)に再建された如来堂には「本尊・一光三尊仏」が秘仏として安置されています。
「御影堂」
寛保3年(1743年)に再建された御影堂は、栃木県内の堂宇としては輪王寺三仏堂に次ぐ大きさなんだそうです。
嘉禄元年(1225年)浄土真宗の開祖・親鸞が、真岡城主・大内国行の懇願により建てられた寺院と伝わります。
信濃国善光寺の本尊である秘仏を模した「善光寺式阿弥陀三尊」を善光寺よりお迎えし本尊としたそうです。
戦国時代には下野国の有力領主・宇都宮正綱の庇護を受け、その子・宇都宮成綱や塩谷孝綱兄弟も手厚く保護したと記録があります。
本寺専修寺は大永6年(1526年)兵火によって炎上、以降は荒廃していましたが、江戸時代に再建され現在に至ります。
「開宗八百年記念限定御朱印」を拝受しました。
書き手の方がご不在のため、書置きでのご対応でした。