岩殿山安楽寺
岩殿山安楽寺で御朱印を頂きました。
安楽寺はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で迫田孝也さんが好演した源範頼ゆかりの寺院です。

坂東11番札所として古くから吉見観音と親しまれている岩殿山安楽寺の創建は聖武天皇の勅命を受けた奈良時代の僧・行基が聖観音像を安置した事が始まりと言われています。
行基は奈良の大仏建立の責任者として聖武天皇により招聘され、奈良東大寺の「四聖」の一人に数えられる高僧です。
また、日本の僧としては大僧正の位に初めて就いた人物としても有名です。

「岩殿山安楽寺」
埼玉県比企郡吉見町御所374


境内には「阿弥陀如来坐像」が建てられています。
寛政2年(1790年)に建立された阿弥陀如来坐像は、地域の人々から「吉見の大仏様」と言われています。


「安楽寺本堂」
安楽寺は源頼朝の弟・範頼の館跡と伝わる息障院を本坊として、一つの大寺院を形成していたそうです。
現在の本堂は寛文元年(1661年)秀慶法印によって再建されたもので埼玉県指定文化財になっています。

平治の乱で父・源義朝が平氏に敗れ源氏が没落、範頼は藤原南家高倉流の祖で公卿の藤原範季に引き取られ、稚児僧として安楽寺に預けられました。
後に平家を滅ぼした兄・頼朝の元で活躍し武蔵国吉見を領すると息障院を居館としたため「吉見御所」と称されるようになり、幼少期を過ごした安楽寺には本堂や三重塔などを建立したそうです。


「三重塔」
鎌倉時代、吉見荘を領した源範頼によって建立されましたが、天文6年(1537年)扇谷上杉氏と後北条氏の武州松山城をめぐる戦火により焼失してしまったそうです。
現在建立されている三重塔は、約380年前の寛永年間、下総国印旛郡出身の僧・杲鏡法印によって再建され、埼玉県指定の文化財となっています。


直書きで拝受した御朱印。
御朱印は本堂左側の寺務所で頂けます。
2022.04.18 03:17 | comment(0)
聖神社
埼玉県最強と謳われる「金運隆昌開運神社」

埼玉県秩父市鎮座の聖神社で御朱印を拝受させて頂きました。

「聖神社」
埼玉県秩父市黒谷2191 鎮座


さすがに人気のパワースポット、参拝のための列ができていました。


聖神社社殿、新緑に濃い朱色がとても映えています。


社殿脇には日本初の通貨「和同開珎」のモニュメントがあります。

自然銅が神社近くの沢で発見され、日本初の貨幣・和同開珎を鋳造するきっかけとなったそうで、聖神社には「金運隆盛」の御利益があると言われているそうです。

境内には「宝くじ高額当選者」のお礼のお手紙や絵馬がたくさんならんでありました。
管理人も高額当選のお礼がしてみたいです( ´艸`)


神社から歩いて10分くらいの所に「和銅遺跡」という銅を採掘していた跡地と「銭洗堀」という沢があり、その沢の水でお金を洗い聖神社のお賽銭にすると、更に「金運」の御利益が上がると言われています。

管理人は沢に向かう途中、かわいい猫に遭遇しました。


「和銅遺跡」には聖神社よりも大きな「和同開珎」のモニュメントがありました。

聖神社参詣の際は、まず「和銅遺跡」の「銭洗い堀」でお金を清めてから聖神社のお賽銭にして「金運隆盛」のご利益をさらに強くして授かりましょう。


拝受した御朱印
コロナ禍という事もあり書き置きでのご対応でした。
初穂料は500円でした。

「聖神社」無料駐車場はありますが休日や時間帯などにより大変混み合います。
空いていそうな時間を狙って参詣してください。
2022.04.25 10:15 | comment(0)
平安神宮
平安神宮で御朱印を頂きました。

「平安神宮」
京都市左京区岡崎西天王町97鎮座







こんなに人のいない京都は初めてだ。
いつもならば日本はもちろん、海外からの観光客で賑わいを見せる京都には、人の姿が疎らだった。
四度目の緊急事態宣言が解除され2ケ月弱、観光地はまだ以前の賑わいを取り戻せていない。
かくいう俺も観光で京都を訪れた訳ではないのだが、折角京都に来たので京都の神社の御朱印を拝受しに、この平安神宮へ立ち寄ったのである。

京都には沢山の素晴らしい寺社・仏閣があるのだが、何故俺は平安神宮を選んだのか・・・。
このままコロナが終息し、世の中に平安が訪れるよう「平安の神の宮」に参詣しようと思い立ったのだ。
至極単純な理由で平安神宮を選んだのだが、凡人で単細胞な俺の考えた事である、そこはあえてスルーしてほしい(汗







平安神宮で疫病退散と世の中の平安をお願いし、無事に御朱印を拝受できた。
京都で御朱印を拝受する予定がなかった俺は、事前に何も調べず訪れたので知らなかったのだが、なんと今日から時代祭の特別御朱印の頒布が始まっており、通常の御朱印と特別御朱印2種を拝受させて頂く事ができた。
普段は自分や家族の事ばかりを神様にお願いしていたが、今回は世の中の事をお願いしたので、きっと神様からのささやかなご褒美だったに違いない(と、思いたい)
しばし良い気分で境内を散策、壮麗な社殿や蒼龍楼などを眺めながら歩いていると、修学旅行か遠足で来たのであろう小学生の一団が入ってきた。
コロナ過で学校行事が中止になる学校も多いと聞くが「この子たちはここに来れてよかった」と思った。
コロナ前の俺達の当り前だった日常を取り戻せる日が一日でも早く来る事を願うばかりだ。
2021.10.15 16:08 | comment(0)
+-Profile-+
プロフ

御朱印集め初心者夫婦が自由気ままに御朱印巡りをしています。

insta
+-記事検索-+
+-お知らせ-+
リニューアル完了しました。
+-最新記事-+
+-最近のコメント-+
+-カテゴリー-+
+-アーカイブ-+
<< 2023年12月
RSSフィード