「鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)」で御朱印を頂きました。

「鷲宮神社」
所在地:埼玉県久喜市鷲宮1-6-1鎮座
駐車場:あり(無料)
アクセス:東武伊勢崎線「鷲宮駅」西口から徒歩約5分、東北自動車道「加須IC」または「久喜IC」から約15分
埼玉県久喜市にある「鷲宮神社」をご紹介します。
ここ、ただの歴史ある神社じゃないんです。
「由緒正しすぎる歴史」と「現代のサブカル文化」
が、お互いを尊重し合って共存している、全国的にも珍しいエネルギッシュなスポットなんです。

「鷲宮神社大鳥居」
2018年に倒壊した大鳥居、新しい鳥居が復興され朱色が鮮やかで本当に美しい堂々とした姿を見せてくれていました。

人気アニメ「らき☆すた」にも登場する鳥居前の「大酉茶屋」
👉 伝説のアニメ『らき☆すた』の聖地として大爆発
鷲宮神社を一躍全国区にしたのが、2007年のアニメ『らき☆すた』。
劇中に登場する神社のモデルになったことで、ファンが押し寄せる「聖地巡礼」の先駆けとなりました。
面白いのが、神社側の懐の深さ。
普通、厳格な神社なら「アニメなんて…」と渋い顔をしそうなものですが、鷲宮神社はファンを温かく迎え入れました。
その結果、今でも参拝客の多くがファンという、類を見ない交流が続いています。
👉 絵馬掛け所が「もはや美術館」
ここに来たら絶対見てほしいのが「絵馬」です。
通常は「家内安全」とか「合格祈願」とか書くものですが、ここの絵馬掛け所は「痛絵馬」(アニメキャラのイラストが描かれた絵馬)の宝庫!
プロ顔負けのクオリティで描かれたイラストがズラリと並ぶ光景は、もはや屋外美術館。神様も、この熱量には驚いているかもしれません(笑)。

「光天之池」
龍神様が住んでいるという境内の中にある御神池。
小さな鳥居の脇に紫陽花が少し咲き始めていました。

手水舎の飾り彫刻にセミの抜け殻がついていました。
まだ6月なのに、毎日暑いからセミも早く出てきすぎちゃったみたい。

「鷲宮神社拝殿」
👉 圧倒的なラスボス感!「関東最古」の看板は伊達じゃない
まず驚くのがその歴史。
一説には「関東最古の大社」と言われ、あの源頼朝や徳川家康も、勝負祈願や領地寄進のために参拝したという記録が残っています。
境内に入ると、空気感がピリッと変わるのを感じます。
1,000年以上前からここに神様がいて、人々が願いを捧げてきた重みがダイレクトに伝わってくるんです。
💡 ポイント!
「関東最古の大社」というだけあって、関東の名だたる武将たちから崇敬されていたそうです。
鎌倉幕府を開いた「源頼朝」さんや、歴史に詳しくない人でも知ってる「徳川家康」さんも、鷲宮神社に社領400石を寄進したそうです。
まぁ、その400石がどのくらいの価値なのかはわからないんですけどね(;^_^A
📜 鷲宮神社の由緒
鷲宮神社の創建は、神代の昔にさかのぼります。
天穂日命と、その御子である武夷鳥命が、
昌彦・昌武父子をはじめとする一族を率いてこの地に移り、
大己貴命を祀る神崎神社を創建したことが始まりとされています。
その後、天穂日命の御神徳を崇めて別宮が建立され、
これが現在の本殿にあたると伝えられています。
🏯 古代からの信仰
崇神天皇の時代には、太田々根子命が祭祀を司り、
豊城入彦命・彦狭島命・御諸別王らが幣帛を奉納しました。
さらに景行天皇の御代には、日本武尊がこの地を訪れ、
神威を深く敬い社殿を造営。
あわせて武夷鳥命を相殿に祀ったと伝えられています。
⚔️ 武運の神としての広がり
桓武天皇の時代には、坂上田村麻呂が武運長久を祈願し、
奥州にも分社を祀りました。
この頃から、鷲宮神社は武運の神としての信仰を集めていきます。
🏹 武将たちの崇敬
中世以降、鷲宮神社は「関東の総社」「関東鎮護の神」として、
多くの武将たちから厚く崇敬されるようになりました。
代表的な人物としては、
・藤原秀郷
・源義家
・源頼朝
・源義経
・北条時頼
・北条貞時
・新田義貞
・小山義政
・足利氏歴代
・古河公方
・関東管領上杉氏歴代
・徳川家康
など、名だたる武将たちの名が挙げられます。
彼らは武運長久を願い、幣帛の奉納や神領の寄進、
社殿の造営を行いました。
🏯 江戸時代の隆盛
江戸時代には、幕府より400石の神領が与えられ、
歴代将軍の名による朱印状も残されています。
関東を代表する神社として、その地位はさらに確固たるものとなりました。
🌿 近代以降
明治時代には、明治天皇の御代に、神祇官達により准勅祭社に定められます。
勅使の参向のもと幣帛が奉納され、さらに明治天皇が行幸された際には、
祭祀料も賜りました。
その後、昭和天皇の御代においても、幣帛が奉納されるなど、
国家からの厚い崇敬が続いています。
✨ まとめ
鷲宮神社は、神代の創建から現代に至るまで、
武将や天皇をはじめ多くの人々の信仰を集めてきた神社です。
関東の総社としての歴史と格式を今に伝える、
非常に由緒ある神社であることがよくわかります。

「神楽殿」
👉 神楽(かぐら)は国の宝!
サブカルな一面ばかり注目されがちですが、実はここで奉納される
「鷲宮催馬楽神楽」は、国の重要無形民俗文化財。
「関東神楽の源流」とも言われるほど歴史的価値が高く、その舞は静謐で美しく、見る人を圧倒します。

今回拝受させて頂いた「通常御朱印」
直書きで頂けました。
「季節限定」や「鳥居竣工記念特別御朱印」なども拝受できます。
鷲宮神社は、古いものを守りながら、新しい文化を面白がって受け入れる
「器の大きさ」がある場所でした。
・ガチの歴史巡りが好きな人
・アニメの空気感に浸りたい人
・ちょっと変わった面白い神社に行きたい人
どんな人でも受け入れてくれる懐の深さがあります。
東武伊勢崎線「鷲宮駅」から徒歩5分とアクセスも抜群。
次の週末、ちょっと不思議な「新旧ミックス」な空気を味わいに行ってみませんか?